3年ぶりに開催されたリアル交流イベント『Kviz MeetUp』レポート公開！

BIMや3DCADを使用する設計者の方から、3D CGビジュアライゼーションに携わる方までを対象に、有意義な交流の場をご提供する交流イベント『Kviz ミートアップ』も第六弾を無事終了を迎えました。

第一線で活躍されている制作会社・クリエイターの方々にご登壇いただき、デジタルによるCG・VR制作・動画制作やBIMにおけるビジュアライゼーション活用の具体例を交えながらご紹介いただくイベントとしてスタートした『Kviz MeetUp（ミートアップ）』。

今回は、スピーカーに株式会社丹青社さま、株式会社キャドセンターさまをお迎えし、Revitの設計データを元にしたビジュアライゼーション事例から、3ds Maxで構築した広域３D都市モデルの活用事例などを語っていただきました。また、建築リアルタイムレンダリングツールとして定番の「Twinmotion2023」最新機能や、建設業界で活用できるコラボレーションツール「Miro」などもご紹介し、盛りだくさんのイベント内容でお送りしました。

建築設計業界の方だけでなく、他業種の方でも新たな手法・表現を知りたい方、学生の方まで、当日は多くのご来場者様にご参加いただけまして、誠にありがとうございます。ここで当日のイベントレポートを公開していきます。

↓当日の内容は、アーカイブ動画として映像配信もしております。ご覧になりたい方はこちらからご登録ください！↓
動画のご視聴登録はこちらから（Too.com 本サイト）

プログラム内容

◆16:00-18:30 建築ビジュアライゼーションMeetUp（登壇順）

Twinmotion 2023.1新機能紹介

講師：株式会社アルファコックス 南 初子 氏

クリエイティビティの加速はコラボレーションから オンラインワークスペース Miroのご紹介

講師：ミロ・ジャパン合同会社 安孫子 貴幸 氏

BIMの活用で実現した緻密で複雑なアートワーク（約40分）

講師：株式会社丹青社　村井 義史 氏、松田 具子 氏
YANMAR TOKYO HANASAKA SQUAREの桜のアートワークをREVITとDynamo、
Twinmotionを使って設計施工を行った事例紹介

フォトリアル３D都市の構築とその未来は（約40分）

講師：株式会社キャドセンター　清水 宏優 氏、松本 学 氏
デジタルツインやメタバースと言った言葉が爆発的に普及・認知した2022年。
それを構築するために都市・建築ビジュアライズであるモデル制作方法も注目を浴びております。
キャドセンターは、創業より建築ビジュアライゼーションの分野において深い造詣と多彩な納品実績を積み重ねて参りました。今回、3ds Maxで構築した広域３D都市モデルとその利用例を解説しながらお話をさせていただきます。

◆18:30-20:00 懇親会

懇親会もそのまま多くの方にご参加いただきました。美味しいお酒とケータリングに大抽選大会も相まって、大変な盛り上がりを見せておりました。ライトニングトークでご登壇されました皆様も、改めましてありがとうございました！こちらにてプログラムもご紹介させていただきます。

【ライトニングトーク ご登壇者とプログラム内容】

●郷の立ち上げ経緯とUnityの実績紹介　（竹内 一生 様）

●BIM業界の未来を創る事業紹介　（シンテグレート合同会社 & 株式会社ヴィック 様）

●点群 × VR × ディープラーニング　（中村 太誠（なかむらた）様）

●AI × 建築　（YUiCHI 様）

●Unreal Engine最新情報　（Epic Games Japan 杉山 明 様 / 西脇 嗣人（wanimation）様）

●Dropbox活用事例　（株式会社Too / Dropbox ウエイン 様（映像参加））

↓当日の内容は、アーカイブ動画として映像配信もしております。ご覧になりたい方はこちらからご登録ください！↓
動画のご視聴登録はこちらから（Too.com 本サイト）

ご登壇いただいた講師プロフィール

村井 義史 氏

株式会社丹青社 デザインセンター
BIMデザイン局
BIMマネージャー
1997年入社後、物販・飲食・サービス商業施設を中心に活動。
近年、実施設計効率化を追求し、BIM（Building Information Modeling）によるインテリア設計で、先進的かつ高品質な設計業務に取組んでいる。

松田 具子 氏

株式会社丹青社 デザインセンター
コミュニケーションデザイン局
クリエイティブディレクター
企業の発信するメッセージを伝えるためのイベント・ミュージアム・ショールームなどのプロモーション空間をはじめとして、エンターテイメント、ホスピタリティ空間に至るまで、コミュニケーションを軸とした空間づくりを手掛ける。空間の体験価値を大切にし、映像や光、音、インタラクティブ要素など、様々なテクノロジーやアイディアを活用し、心を動かす空間創りを志している。

浦元 菜緒子 氏

株式会社丹青社 デザインセンター　
コマーシャルデザイン局
チーフデザイナー LEED Green Associate
2020年 株式会社丹青社 入社。人生の1/3を海外で過ごし、ニューヨークの大学で美術学部インテリアデザイン専攻、倫理とサステナビリティ学を副専攻として学ぶ。サステナビリティや自然環境を考慮したデザインに力を入れ、国内外で商業空間から宿泊系施設、オフィス空間など多種多様な空間を手掛けている。創造的な境界を押し広げる、サステナブルなデザインをBIMを使って実現する。

清水 宏優 氏

株式会社キャドセンター
プロデュースグループ
マーケティングチーム 事業推進担当

松本 学 氏

株式会社キャドセンター
映像／グラフィックグループ
テクニカルディレクター

対象

・建築設計分野の方でRevit/3ds Max/Rhinoに興味のある方
・建築ビジュアライゼーションに興味のある方
・3Dモデリングソフト/BIMソフトをお使いの方
・VR等のインタラクティブなコンテンツを作成したい方
・Twinmotion/Unreal Engineに興味のある方

イベント概要

合わせて、過去の第四弾イベントレポートもご覧ください！

建築ビジュアライゼーションMeetUp第四弾 レポート

• Vol.1 『3ds Max ロードマップと建築ビジュアライゼーションの現状』
• Vol.2『建築教育のアップデート』
• Vol.3『広域フォトグラメトリによる建築デジタルアーカイブ』