- 第1話 現在と起業までの歩み
- 第2話 デザイナーの右腕としての感性と感覚
- 第3話 インセンティブ制度と働く環境
- 第4話 個々の才能を考慮した評価とそのための環境づくり
- 第5話 3年で年収1000万円!?この業界は稼げる!! ←今ここ!
でも意外と稼げるんですよ!この業界!

山田さん

あいこ
はい!説得力あります!
だからそこを押していけばもっと業界の人口も認知度も高まるんじゃないかな。CG=ダサいじゃなくて。裏方ではあるから表にはなかなか出られないですけど、裏方の美学というものもあるし。

山田さん

あいこ
このオフィスとお2人の写真が載っているだけで、建築ビジュアライゼーションをやっているCG制作会社のイメージがガラッと変わると思います!
稼げるっていうのは本当にもっと謳っていきたいですね。
うちは未経験で入ってきて、3年くらいで年収1000千万くらいいってる子も全然いるので頑張れば稼げます。
うちは未経験で入ってきて、3年くらいで年収1000千万くらいいってる子も全然いるので頑張れば稼げます。

山田さん

あいこ
すごいっ!あんまり大っぴらに稼げるって聞いたことはなかったです。
それがインセンティブのいいとこじゃないですか。
もちろんそれだけ稼いでいる子は人並ならぬ努力をして、めちゃくちゃ忙しいし、たくさん働いていますが。
もちろんそれだけ稼いでいる子は人並ならぬ努力をして、めちゃくちゃ忙しいし、たくさん働いていますが。

野口さん

あいこ
でも夢がある!努力と根性がお金としてしっかり返ってくるならわかりやすいですし。
それで何時に出社してもいいし、何時まで仕事してもOKっていうのがバリバリ働きたい人にはさらによいですよね。
あと、忙しい合間を縫ってちょっとお茶してから出社しようっていうのもありですもんね。
それで何時に出社してもいいし、何時まで仕事してもOKっていうのがバリバリ働きたい人にはさらによいですよね。
あと、忙しい合間を縫ってちょっとお茶してから出社しようっていうのもありですもんね。
途中で抜けても全然いいですし。

山田さん

あいこ
途中抜けてもいいのか!拘束時間が縛られていないのはこの業界の働き手としては最高です!
コンペが多いと、特に終盤はお客さんも夜ギリギリまでやるじゃないですか。そうすると時間が後ろにいくんですよね。だから早く来てもより長く会社にいなきゃいけなくなるので。

野口さん

あいこ
そっか、忙しさの波もあるし、お客さんのスケジュールに大きく左右されますもんね。たしかに忙しい時ほどお客さんの社内会議とかやっている間の待ち時間は寝たり外出てリフレッシュしたいです…。夜がっつり対応くるんだったら遅く出社でいいですもんね。
そこはもう臨機応変に。変に縛ってもしょうがないので。

山田さん
自分たちもできることとできないことがガチャガチャなので、もうそれでいいじゃんって社風なんです。ただ楽しくやろうぜってことだけは毎回言ってます。

野口さん

あいこ
いいなー!時間に柔軟性があるだけで大分心が軽くなりそう!
やっぱりかっこいいことやりたいってのもあるけど、お金ってすごく大事じゃないですか。
建築業界は基本忙しいですし、自分がどれだけ頑張って時間を費やしても還元されないっていうのは私は辛かったです。
建築業界は基本忙しいですし、自分がどれだけ頑張って時間を費やしても還元されないっていうのは私は辛かったです。

野口さん
嫌ですよね。

山田さん

あいこ
何を取るかは人によって違うと思うんですけど、きつい働き方をしてもお金が還ってくるんだったら頑張れるじゃないですか。でもやりたいって思ったことにお金が付いてこないと結構きつい。で、数年で「この生活でこの給料は無理だ…」「体壊すだけだし辞めよう…」ってやっぱりなっちゃうんですよね。
だから最初からそこだけはなんとかしたいって決めてましたね。

野口さん

あいこ
なるほど!でも、そこの折り合いが付かなくてうまくいってない会社さんて結構多いんじゃないかなって思うんですよね。数値化するのが難しいし。
評価基準がわかんないですからね。

山田さん

あいこ
もしかしたらクリエイターと経営者との溝ってそういうところから生まれてしまうのかも。でも、10%もらえるって分かってたら取り合えずそこは頑張れますもんね。
どれだけ売り上げを稼いでも固定給だと、「なんで休んでるような人たちと給料一緒なの」って。

山田さん

あいこ
そういうちょっとした不満がやっぱ溜まっていきますよね。
はぁー!お金の話聞けたの嬉しー!
はぁー!お金の話聞けたの嬉しー!
うちは全然そこをオープンにしてるので。お金の話を聞けないとか健全じゃないですよね。

山田さん
会社の中でもお金のことが聞けないって、一番信用問題に関わる気がする。お金の流れとか利益をどう使っているかとかも全部説明しますし、なんでも答えるから何でも聞いてって。

野口さん

あいこ
確かにそうですよね。「私が稼いだ利益どこいった?!」って不信感が募るのが一番やばいですもんね。社員に対して誠実第一なんですね。

あいこ
お二人はクライアントさんと会われるときも今のこの自然体な感じですか?
そうですね。全然変わらないです。

山田さん

あいこ
自分たちの仕事に誇りをもって、お客さんとも対等にやり取りされているのだろうな、とお話しを聞いてすごく感じました。勝手に卑屈になってしまう場合もあるじゃないですか。変に下手に出てしまったり。
全然このままです。初めて会った時にぎょっとされるお客さんもいるんですけど、1回仕事をしたら分かってもらえます。マイナスからプラスしかないので。

野口さん
それは戦略だよね(笑) 最初からできる感じで入っちゃうとやっぱりそこから下がっちゃうじゃないですか。低いとこから入ると上がるしかない。

山田さん
あと覚えてくれる。パースが必要だなってなったときにパっと出てくる『変なやつ』みたいな(笑)

野口さん

あいこ
確かに印象に残ることも大事ですよね。
キャラ立ちも必要ですね。

山田さん
仕事さえちゃんとすればしっかり認めてもらえますよ。

野口さん

あいこ
今後会社をどうしていきたいとかありますか?例えばもっと大きくしたいとか。
大きくしていきたいとかはないです。大きくなると今みたいに意思疎通が出来なくなる可能性もあるじゃないですか。やりたいことをやっていった結果大きくなったら、それはそれでいいんですが。会社として1番を目指すではなくて自分たちがやりたいようにやっていければいいので、あまりこうなりたいというのはないです。

野口さん

あいこ
なるほどなぁ。
今いろいろなソフトがあって、その選択というかいろいろやったほうがいいのかなとか迷ったりしませんか?
今いろいろなソフトがあって、その選択というかいろいろやったほうがいいのかなとか迷ったりしませんか?
いっぱいありますよね。けど、どんなソフトでも使い手なのかなと思っています。やっぱり絵心がちゃんとある人が使わないと宝の持ち腐れで終わっちゃうので。新しい技術の開発ももちろん大事ですけどね。うちは研究職の人に「こういうのがあるから調べて」と依頼し、出てきたものをみんなにアナウンスし、興味のある人がやるパターンです。

山田さん

あいこ
なるほど~。
最後に!今後CGをはじめたい人やビジュアライゼーションやってみたい人に向けてアドバイスがあればお願いします。
最後に!今後CGをはじめたい人やビジュアライゼーションやってみたい人に向けてアドバイスがあればお願いします。
さっきも話しましたが、いろいろなものを見たほうがいいかなって感じますね。とりあえず流行りは絶対に敏感でなきゃいけないと思う。

山田さん

あいこ
それは建築しかり、ツール面でもってことですか?
クリエイティブなものって全部繋がってるじゃないですか。音楽だったりインテリアだったりファッションだったり。全部繋がりがあるので、クリエイティブ全般に興味を持っていくのがいいのかなって思います。

山田さん
技術は会社で学べるので。

野口さん

あいこ
やはり感性を磨いていくことが大事なんですね。常にアンテナだぁ。確かに感性は自ら蓄積していかないといけないですもんね。
そこに興味を持っていない人に、こちらがどれだけ「これかっこいい」って言ってもまったく響かないので、そこはもう自分から欲してくれる子じゃないと辛いかも。やっぱり絵を描いて喜んでもらえるのがこの仕事の一番大事なことなので。

野口さん

あいこ
そうかー、それを磨くことが自分を助けてくれることになるんですもんね。
いやー。みなさんいかがだったでしょうか。
いーっぱい頑張って技術を習得したり、テクニックを身に着けたり、お客さんとの人間関係を築く努力をすれば、ちゃんと自分に返ってくる!それがわかっているならどんどん向上していくしかないもんなー。返ってこないと人間は腐っていってしまうもんね。やっぱ認めてもらいたい。
お二人の想いが社名になって、ちゃんと会社づくりに反映されているのがすごいなぁ!やはりクリエイターが経営されているから、クリエイターファーストなんだな。コンサル業にも進出してくれないかな…
やっぱりお二人の『楽しい』を優先させるって芯がしっかりしているから、ブレずにしっかり方向を決めていけるんですね!自分たちの優先すべきものがはっきりしているから、きっと何やっても成功するんだろーなー。やっぱり楽しいしか勝たん!
野口さん、山田さん、わんちゃんのなるちゃん。ありがとうございました!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
なりたい職業ランキング上位!結婚したい職業ランキングに入り!これからはデベロッパーじゃなくて建築ビジュアライゼーションだぜっ!!ってこの業界の認知度と待遇があがっていくといいなー☆
そんな業界応援団である『Kviz』を、今後ともよろしくお願いいたします!
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